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「言語化の魔力」樺沢紫苑 感想

「言語化の魔力」を読みました。


第一章にいきなり「悩みは解決するな!」と書いてあり
「トラブルや問題を取り除く必要はなく、ネガティブな感情を取り除く事ができれば、
悩みの9割は解消されたも同じです。」と
「悩みを解消するために、根本的な原因を取り除く必要は、これっぽっちもないのです。」


根本をなくさないといけないと勘違いしていた私は非常に驚きました。
今までは無駄な努力でした。


ネガティブ感情を取り除く事ができたら悩みの9割は解消される、
だから解消される事をすればいい。
ネガティブ思考は私自身なので、自分でなくなってしまう変な不安もあったり、
それよりポジティブに楽しく生きれる方がいいに決まっている。


これからは、物事を両天秤にかけてネガティブでない方を選択していきたい。
選択していかないと、選択を続けていかないと、
悩みから視座が変わることはありえないのだ。


今まで私は悩むとロダンの考える人のように座って
「どうしたらいいんだろう」「どうしようもない。どうにもならない」と、
考えてしまう人生を送ってきました。


ところが「座って考えているから悩みが解消しないのです。」と書いてあるではないですか。間違った悩み方をしていました。
ネガティブな私がやらなければいけないことは、
無意識レベルに達しているネガティブ思考の「言葉を変えればいい!」
「自分を卑下する言葉は言わないようにする。ただそれだけです。」


ネガティブ思考は私自身で、何を読んでも、言われても
「でも。だって」しか言葉が出てこない。
長い年月をかけて出来上がってしまったものを打ち砕く方法はあるんだろうか?
この一年間、少しずつ変化できてきていますが、
根っこの思考グセは、無意識に出てきて邪魔をする。


読書をしても、アドバイスをもらっても「でも、だって」が第一声にすぐ出てくる。
冷静に自分が発してる言葉を書き留めると否定語ばかりでハッとした。
そんな心持ちで読書をしても吸収できるはずもなく、他の事も吸収できるわけもない。と
改めて気づきました。
素直とは真逆のへそ曲がり人間。生きにくくて当然。それが今の私。


ここを変化させる為には「ポジティブ言葉を増やしていく。」
職場では悪口を思ってても言わないようにしているし、同僚と話す言葉にも気をつけているつもり。でも心の中はネガティブ感情が渦巻いていてそのせいなのか、私が言葉が足りないせいも大有りですが、先輩達に誤解されコミュニケーションが上手くいってないと感じる。
質問ベタなので仕事のミスもやってしまったり、
冷静に考えると、今に全集中できずに予期不安で今と焦点がずれているのが原因なのか、と思っています。


とにかくあれこれ考えずに「ポジティブ言葉を増やしていく。」だけに意識を向けて行動してみよう!


感情から物事を見るのではなく、事実から物事を見るようにする。
ニュートラルに俯瞰して見れるようにする。


ポジティブ言葉を増やしていくためにやっていくこと
3行ポジティブ日記。ポジティブな思考ができる練習。


樺沢先生は前から言っているのに、2年前に4ヶ月ほど書いてやめてしまっていた。
人に見せるのは恥ずかしいので、ノートに書くか、ノートパソコンに入力する。
早速、今日からやってみると6つもかけた!
これも「まいたの」を読んで楽しみを持とうという意識で変化できている。
この調子で、言語化していこう!


「言語化の魔力」で、ポジティブ思考、言語化する、行動するの三拍子を取り入れて
マイペースに変化していきたい。
同じように頑張っている仲間を思いながら。


悩みが消える究極の方法3「親切、感謝、他者貢献」とあるけど
なかなか行動が難しいので優先順位は後回しにしがち、
ですが職場・家庭で意識していき、ポジティブ日記に書いていきたい。
ツイッターでは仲間が他者貢献を言語化している。いい影響を受けています。


「言語化の魔力」が届いた週末にソロで神戸に行きました。
家族と行っていたら、一言二言つぶやいて素通りしている街並みを感じたり、
ランチを味わったり、思いをスマホの日記に入力していく。
言語化で言葉にしていく。
自由気ままに言葉にしていく。
帰りの電車の中でも入力していく。
入力に訂正に時間を取られますが、新しい試みにワクワクできました。
こういう時間の過ごし方もいいですね。


私の思考は正しくなくて、狭い世界だった。
もっと広い考え方があった。言語化することで知ることができ、見えてくる。
広い思考に目を向けて、自分ばかり見る割合を減らして、
生きやすさを身につけていこうと背中を押してくれる一冊。


「悩み、つらい」からどうしていくのがベストなのか、教えてもらえる。
間違った視野から救ってくれる一冊です。



樺沢紫苑先生、教えていただきありがとうございます!